現代の問題点!デジタル遺品のおすすめ処分方法と注意点

  • URLをコピーしました!
ビィビ

自分がいなくなった時の事を考えないとね…

コロ

現代はデジタル遺品もあるから注意が必要だよ!

遺族がなくなった時の行わなうのが「遺品整理」

故人の遺品を残された人たちで売却・処分・分配を行っていかなければなりません。

近年遺品整理で問題になっているのが「デジタル遺品」の整理。デジタル商品は私たちの生活において欠かせないものとなっており、今後さらにデジタル化が進んでいきます。

それに伴いデジタル遺品の対応も求められてきます。そのため、遺族が急になくなってもデジタル遺品の適切な処分方法を理解しておくことが大切です。

今回は将来的に必要性が増していく、デジタル遺品の処分方法をお伝えしていきます。

●こんな人に読んでほしい記事です
・デジタル遺品とは?
・デジタル遺品の適切な処分方法

デジタル遺品とは?

デジタル遺品という単語は一般的に浸透していないため「デジタル遺品とは?」と思いの方も多いと思います。

ではデジタル遺品というのはいったいどういった物でしょうか?デジタル遺品の代表的な物がスマートフォンや携帯電話などがあげられます。

携帯電話は遺族が亡くなっても自動的に解約をされることはありません。解約をしなければ月々の携帯料金を支払う必要がありますし、漫画などの月額有料コンテンツも支払う必要があります。

携帯電話は国民のほとんどが所有をしており、デジタル遺品として対応をしなければなりません

もちろんデジタル遺品は携帯電話のみではありません。パソコンのデータの中身はどうやって処分をするべきなのか、ハードディスクはどうするべきなのかなど様々なデジタル商品に対して対応をしていかなければなりません。

デジタル遺品というのは、データの処分を必要がある遺品全般のことを指します。

目次

一般的にデジタル遺品に含まれるもの

代表的なデジタル遺品として携帯電話を説明しましたが、他にもデジタル遺品に含まれるものが数多く存在します。

デジタル遺品は大きく分けて「オフラインデータ」と「オンラインデータ」と分類されます。代表的な物としては以下の通りです。

●オフラインデータ

パソコン、スマートフォン、外付けHDD、

●オンラインデータ SNS、ブログ、メール、クラウドストレージ、電子マネー、

仮想通貨、電子口座、アカウント情報、取引履歴

それぞれのデータについて詳しくお伝えしていきます。

1.オフラインデータ

オフラインデータはその端末内にのデータがあるのが特徴。

パソコンやスマートフォンの端末内には写真や動画、メールアドレスなど様々な情報が入っています。これらの情報を適切に処分・売却をしていかなければなりません。

オフラインデータの場合、データの処分忘れがないのが特徴。携帯電話が目の前にあれば、その中身をを確認してデータを消去しなければならないと気付くかと思います。

2.オンラインデータ

オンラインデータはインターネット上に情報がある物のことを指します。

SNSやブログはもちろん、クラウドサービスや仮想通貨もオンラインデータに含まれます。

デジタル遺品の整理において問題となりやすいのがオンラインデータと言われています。

オンラインデータは本人でしかわからない部分が多々あります。

例えばどんなサイトに登録をしているのか?有料コンテンツを利用しているのか?ネット口座を持っているかなどは周りの人はわからないかと思います。

人によってはサービスによってパスワードを変えている方も多く、パスワードがわからずアクセスすることができないというパターンもあります。

また近年は仮想通貨やネット口座のように目に見えている資産だけではなく、SNSやブログなどの目に見えていない資産の取り扱いも問題となっています。

SNSやブログの取り扱いは?

単純にネット口座に100万円入金されていれば資産は100万円になり、簡単に分配をすることができます。

しかしブログやSNSを活用してる人は、未来に向かって収益が発生することがあります。

ブログで月に50万円収益を上げている人が亡くなった場合、ブログの更新は止まってしまいますが、その後ある程度は継続して収益が上がることになります。

またSNSのフォロワーが数万人いる人の場合、それを売却することも可能です。

通常の遺品整理と同じく無形資産も売却や継続をすることで利益を得ることができます。

こういったオンライン遺品の取り扱いは非常に難しく、遺族間で揉める元となります。

そのためオフラインデータ・オンラインデータともに死後の取り扱いを遺書などに残すことが大切といえるでしょう。

デジタル遺品により発生するトラブル

主なトラブルは以下の通りです。

1…データを勝手に処分・売却をする…データも立派な遺産であるため、親族での話し合い前に勝手に処分をすることはトラブルのもとになります。

データの削除はもちろん、パソコンや携帯電話をごみとして処分することもトラブルのもとになります。

特に物理的に処分をしてしまうと、オンラインデータの削除が困難になってしまうため、絶対に行わないようにしましょう。

2…パスワードロックによりデータ消去…パスワードロックは数回間違えると強固なロックに変わってしまい解除するのが困難になってしまいます。

またパスワードを数回間違えるとデータを削除するという機能もありますので、むやみにパスワードを入力することはやめましょう。

こういったパスワードの解除は専門業者に依頼をすることで解除できる確率が高くなるため、自分でせずに依頼をするようにしましょう。

3…月額料金が払われ続ける…デジタル遺品を適切に処分をしないと、月額料金を払い続けることになります。携帯電話自体を処分しても有料コンテンツの月額料金は払われ続けられるので、トラブルのもとになります。

デジタル遺品を処分する際に注意すること

処分する際は以下のことを事前に決めましょう。

1.デジタル遺品の売却・処分などを親族間で決めておく

2.なりすましなどの不正アクセス禁止法にふれないようにする

この2つをまずしっかりと決めたうえで処分を行っていきましょう。

処分の手順として代表的な物が以下の通りです。

  1. 遺品を集まる
  2. 中身を確認
  3. ネット口座などのWebデータの確認(必要であれば専門家に依頼)
  4. データ消去
  5. 端末の消去

しっかりと流れを決めることが大切。一度消えてしまったデータは復元ができない場合があるため注意してください。

またこのような作業が親族間で行うとトラブルのもとになります。操作を誤ってデータを消してしまったりすると財産分与などにも大きく影響があります。

そのため、プロの専門業者に依頼をすることをおすすめします。業者によってはデジタル遺品のデータ整理から端末の処分まで一括で行ってもらえます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

目次