
Webライターって始めやすいから良いよね!



でもほどんどの人が1年以内にやめていくよ…
毎年多くの人が参入するWebライター業界ですが、ほとんどの人が1年以内に辞めていきます。
Webライターと言えば「始めやすい」「誰でも簡単にできる」というイメージがありますが、継続するのは
非常に難しい業種です。
多くの人が1年以内にWebライターをやめるのは明確な理由があります。今後Webライターを始める人は
この記事を見てから活動するか決めることをおすすめします。
Webライターを辞めてしまう5つの理由


Webライターを辞めてしまう5つの理由は以下の通りです。
- 報酬が低い
- 継続的な案件が来ない
- 毎日文章を書くのが大変
- ジャンルの幅を広げるのが大変
- 単調作業でモチベ維持ができない
一つずつ解説していきます。
1.報酬が低い
Webライターの報酬は文字単価で決まるのが一般的です。文字単価とは1文字●円といったものです。文字単価1円の場合、3000文字書けば報酬は3000円になります。
文字単価の相場はライターの経歴や実績に応じて違います。1文字20円以上のベテランライターさんもいれば、0.1円で案件を受ける初心者ライターさんもいます。
文字単価が上がるまでは、通常のアルバイトよりも報酬が低くなるケースが多いのがWebライターです。



どういう事かな?
3000文字の依頼を0.5円の単価で受けると、終了時に1500円の報酬を受け取れます。3000文字を2時間かけて執筆すると、報酬は750円になりアルバイトをしてる方が稼げることになります。
2時間ではなく3時間になれば時給500円、4時間になれば250円と最低賃金を下回る時給計算もWebライターでは珍しくありません。
経験を積み文字単価が上がれば問題ありませんが、報酬の低さから脱初心者になるまでに挫折する人がほとんどです。



脱初心者の基準は何かな?
基準はありません。1か月で文字単価1円以上になる人もいれば、3年以上執筆しても0.5円の案件しか受けられない人もいます。
Webライターは誰でも始められますが「最初から高額な報酬」を得られる職種ではないことを理解しておきましょう。
2.継続的な案件が来ない
Webライターは単価の大きな仕事を1つ受け持つのではなく、複数案件を受けることで報酬が安定します。
例えばプログラマーなら1つのプロジェクトを半年かけて行い、報酬が数十万円~数百万円という案件もあります。一方Webライターは『1週間で1記事納品、報酬は4000円』など短期間で終わらせる案件がほとんどです。
そのため、安定した有益を得るために『継続的な案件』が必要となります。しかし継続案件を取るのは難易度が高いのが特徴です。
継続案件をお願いさせるライターは『クライアントから信頼されている』ことが条件です。Webライター初心者の時は、執筆スキルも高くなくクライアントのやり取りに手間取るケースがほとんどです。
クライアント目線で見ると『手間が掛かるなら継続案件を違う人に回す』と判断するので、執筆スキルがないと単発で仕事を取ることになります。
単発で仕事を取るのは非常に大変です。1つの案件が終わるたびに、新しい依頼を探す>執筆を終える>新しい案件を探すという『執筆以外』の部分で負担が掛かります。



仕事探すのって大変だよね…
最悪の場合は仕事が取れずWebライターとして活動できない時間も生まれます。
Webライターは構成や言い回しなど「どうやって人に伝わるのか」を考えながら文章を書きます。言うのは簡単ですが、人に伝わる文章を書くのは非常にテクニックが必要です。



私自身も勉強中です


3.毎日文章を書くのが大変


テクニックを身に着ける一番の近道は「文章を毎日書くこと」です。毎日記事を執筆して良い所や悪い所を確認しながら、学んでいく必要があります。
文章を毎日に書くのは非常に大変で、継続して行える人は一握りです。Webライターを辞めないためには、毎日記事を執筆できる『継続力』と文章を書いても苦にならない『精神力』が必要です。
この2つがあれば、現時点でライティング能力がなくてもWebライターとして活動は行えます。



文章力は後からついてくるから大丈夫!
4.ジャンルの幅を広げるのが大変
Webライターは様々なジャンルに挑戦して、知識を付けることで多くの案件を受けられます。そのため常に向上心を持って勉強する心が大切です。
私が執筆しているジャンルを例にすると以下の通りです。
- 金融系記事(仮想通貨・FX・株式取引)
- 美容系記事(整形・クリニック紹介)
- 転職系記事(転職のコツ・転職成功率UP)
- サブスク系記事(服や動画サブスク等々)
- オンラインカジノ系記事(ポーカー&カジノ)
- 恋愛系記事(マッチングアプリ・お見合い)
- IT系記事(メタバース・AIの活用)
トンマナも女子高生に受けるものから、オジサン受けするものまで、さまざまな形で対応しています。多くのジャンルに対応している私ですが、最初は非常に苦労しました。
例えば美容ジャンルは正直言えば、全く知識がない状態でクライアント様から依頼がありました。リサーチ時間や構成作成など苦労しましたが、今では得意ジャンルの一つになっています。
Webライターは全く知識がないジャンルでも依頼されるときがあります。
この時に『新しい知識が学べる!』と思う人はWebライターに向いていますが『リサーチするのが面倒で嫌…』と思う人は、特定のジャンルに強みがない限りはWebライターの活動は長続きしません。
5.単調作業でモチベ維持ができない
Webライターの仕事は突き詰めれば、同じことの繰り返しです。新しい刺激を求める人には、つまらないと感じてしまうのはWebライターを辞める原因の一つとなります。
逆に、毎回単調な事を繰り返しを行うのが得意な人はWebライターは向いているので、自分の性格をしっかりと分析しましょう。
Webライターを楽しむ心が大切
Webライターを始めるのは簡単ですが、継続するのが難しいのが特徴です。継続するために大切なのは「ライティングを楽しむ心」です。
最初からお金目的ではなく、ライティングを楽しめる人はきっとWebライターになる素質があります。Webライターの世界は大変ですが、楽しいこともたくさんあるので、興味がある人はぜひ挑戦してください。