近年はおうちでできるDIYが流行しています。テレビの特集で組まれていたり、ホームセンターはいつでも盛況です。
工具なども非常に使いやすくなっているため、老若男女を問わず多くの方がDIYを趣味として楽しんでいます。
そんなDIYですが、工具や材料などの処分が非常に大変です。特に材料の処分に困っている人も多いのではないでしょうか?
材木やねじやクギなどの金属類は普段の生活においてあまり使わないため「燃えるごみでだしていいの?」「粗大ごみとしてだすべきなの?」と悩まれてしまいます。
その中でも特に困ってしまうのが「ペンキ缶」の処分です。DIYにおいて使う機会が多々ありますが普段は使わないため処分方法がわからない方が多いと思います。
今回はペンキ缶の処分方法と捨てる際の注意点をお伝えしていきます。
- ペンキ缶のおすすめ処分方法を教えてほしい
- 捨てる際の注意点は?
ペンキ缶のごみとしての扱い
ペンキ缶は個人で使った場合と法人で使った場合と、処分方法が異なってきます。
それぞれに合わせた処分方法をしないと、不法投棄になってしまいますのでしっかりとルールを学ぶことが大切です。
個人の場合
ペンキ缶を捨てる場合はまずは中の塗料を使い切ることが大切です。塗料が入ったままだと処分をすることが難しくなりますので、基本的には使い切ってください。
少量の塗料が残ってしまった場合は、出来るだけだして新聞紙などで「乾燥」をさせてから一般ごみとして処分してください。
金属缶の処分方法は上述した通り、塗料をしっかりとかきだしたことを前提として、屋外でしっかりと乾燥をさせてから「金属缶」として自治体のルールを守って処理してください。
金属缶の大きさによって、粗大ごみとして処分する場合があります。一般的には一斗缶以上の大きさが粗大ごみ、それ以下であれば金属缶として処理を行えます。(自治体のルールを確認してください)
法人の場合
個人のように一般ごみとして処分をすることが出来ず「産業廃棄物」として処理をする必要があります。産業廃棄物とは出事業者が自らの責任において適正に処理することが法令で義務付けられています。
事業者自ら環境保全の安全を守って処理をするか、産業廃棄物処理者に処理を委託する必要があります。捨てる前の段階は基本的には個人と同じく塗料を使い切り、乾燥をさせてから処理しましょう。
産業廃棄物として処理をするため、不用品回収業者などにお願いをして処分する必要があります。
一般ごみとして処分をしてしまうのは事業者としての責任を放棄していることになってしまうので注意をしてください。
ペンキを使い切らずに捨てる際の注意点
上述した通り、塗料は使い切って捨てることが基本的な考えです。
しかしどうしても使い切れずに捨てる時があるかと思います。その場合はどのように対応をすればいいのでしょうか?
ペンキには「油性」と「水性」の2種類あり、それぞれ処分の方法が違ってきます。
油性の処分方法
油性はその名の通り「油」を含んでいるため、排水溝などに流してしまうと詰まってしまうため、排水溝に捨てるのは絶対にやめましょう。
油性ペンキの正しい捨て方としては、いらない布などにしみこませて乾燥をさせて燃えるごみにだすのが一般的な処分の方法です。
油を含んでいるため火気の近くで行うと非常に危険。処理を行う時は火の気のない所で作業を行うようにしてください。
水性の場合
水性の場合は、排水溝に流して処理を行うことができます。しかし一気に多量のペンキを流してしまうと詰まる恐れがあるため、水で薄めながら流すようにしていきましょう。
固化剤を使うと非常に便利
油性・水性のいずれにも使える固化剤を使用することで処分をすることが可能です。
具体的には以下の手順で行っていきます。
- 1.残ったペンキを大きい容器に移動(最終的に4倍程度に膨れ上がるので、200mlの場合は800mlが入る容器に移動してください)
- 2.固化剤を入れてよくかき混ぜる
- 3.混ぜ終わったらペンキに対して約3倍の水を投入
- 4.混ざりあうと膨らんできます。
- 5.固まったペンキを乾かす
- 6.燃えるごみとして処分をするなど自治体に合わせた処理を行う
固化剤はホームセンターに売っておりすぐに手に入るため、お手軽に試すことができる非常に処理がしやすい方法といえるでしょう。
ペンキ缶の処分方法とメリット、デメリット
ペンキ缶の処理方法として上述したもの以外にも以下の物があげられます。
- 1.ペンキを欲しがっている人に譲る
- 2.不用品回収業者に依頼をする
一つずつ解説していきます。
1.ペンキを欲しがっている人に譲る
もし周りにペンキを欲しいといってる方がいたら譲って処分をしましょう。特に一斗缶など量が多い場合は、処分が大変ですし、単純にもったいないかと思います。
またペンキを捨てるより使用することで環境的にも優しく、あげた人にも感謝をされる処分方法といえるでしょう。
●メリット
- 処分ができる上に上げた人から感謝もされる
- 環境的に優しい
●デメリット
- 欲しい人がいなければ渡すことができない
この処分方法は「欲しいと思う人」が周りに居れば有効な方法ですが、現実的にはペンキを処分するタイミングで欲しがる人は少ないかと思います。
理想的な処分方法ですが現実的な方法ではないため、おすすめの処分方法とはいえないでしょう。
2.不用品回収業者に依頼をする
不用品回収業者とは荷物の運び出しから運搬まで一括で行ってくれるサービスのことをいいます。
ペンキを捨てる場合は不用品回収業者を利用することを一番におすすめします。不用品回収業者に依頼をかければ、こちらが手をかけることもなく引き取ってもらえます。
業者によっては、ペンキが入ったまま処分をしてくれるので上述した処分方法をしなくても、引き取ってもらえます。
●メリット
- 運び出しから運搬まで行ってくれる
- ペンキが入ったままでも処理をしてくれる業者があり
- 即日対応をしているところもあるため、すぐに処分ができる
●デメリット
- 信用のある不用品回収業者を選定しないといけない
ペンキの処分は不用品回収業者を利用しよう
上述した通り、不用品回収業者を利用することによって自分の手間暇をかけることもなくペンキの処分ができます。
またペンキ以外でもDIYで使っていらなくなった工具なども同時に引き取ってくれるため一気に処分が進むのも大きなメリットといえるでしょう。
DIYは物を作るだけではなく、片付けするまですることが大切。不用品回収業者を利用してDIYを楽しみましょう。
不用品処分はエコスマイリーに依頼をしよう
不用品処分は誰でも簡単に行え手間が、一切かからないためおススメの方法です。しかし一言で不用品処分といっても信頼のできる業者を選ぶ必要があります。
おすすめの業者は、エコスマイリーです。エコスマイリーは、豊富な実績があり、多くのユーザーから指示を受けています。もちろん不用品の撤去を実績のあるスタッフが一括で行ってもらえます。
またエコスマイリーは
- 24時間365日受付対応
- スピード対応
- 地域最安値に挑戦
- 見積もり無料
などのサービスを行っています。
見積もりは無料で行っているため、不用品回収業者に依頼を考えている人は、エコスマイリーにお願いしてはいかがでしょうか?